BUTTER読みました~バター醤油ご飯を添えて~

つぶやき

こんにちは、りぼん🎀です。

柚木麻子さんの『BUTTER』を読んだ感想です。

最初に

感想というより、ブログに書くという口実でエシレバターのバター醤油ご飯が食べたいのかもしれません。

読み終わって3か月は経っていると思いますが、読んでいる時も、もちろん家にあるバターで食べました。

私の本との付き合い方について少し書くと―

本は読めないですが、読めるようになりたい願望があり、本屋に行くのも好きです。

読みたい本がTVの横に積んであり、増えます。

スマホでお勧め記事を読むのも好きです。

古典とビジネス書はYouTubeの解説動画を家事をしながら聞いています。

以上、言い訳でした。

感想(日が経ってるので漠然としています)

たまに、女性としてのモヤモヤを本で整理したくなるときがあります。
そんな時に読むのは、女性作家さんの本です。

女の子同士の友情で救われる話か、
事件の加害者・被害者になってしまう話か。
どちらかに心が引っ張られることが多いのですが、
『BUTTER』はその両方を内包していました。

主人公の記者は、死刑囚のペースに乱されながらも自分を保ち、
客観的に事件を見ようとする。
彼女の目線が、一度死刑囚側に寄ってしまったからこそ、女性のモヤモヤの“内側”と“外側”をつないでいて、
読んでいて層の厚さを感じました。

読後は、女性のモヤモヤが外に出ることが出来た気がしました。
ゆるやかな“連鎖の予感”がします。

私はニーチェの「深淵 を 覗くとき、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」を体現している作品が好きです。虎の威を借りて感想をまとめました。

食の描写

バター食べたいバター食べたいバター食べたいバター食べたい
読みながら何度思ったことか…。

他の料理の描写も美味しそうだし、読みながら心がわくわくほかほかするんですよね。

食べ物の描写が本当に魅力的で…。
TVの大食い番組より、文章で読む「おいしさ」の方が満たされる。
この本は、そんなタイプの作品です。

エシレバター醬油ご飯、実食‼

そして、やっぱり作ってみたくなるのが「バター醤油ごはん」。
成城石井で購入、100g 1609円です。

エシレのお店に行った時はひとサイズ小さい30g、638円が昼過ぎで売り切れていたのですが、ここはどちらのサイズもありました。

炊きたてごはんに、ひとかけらのエシレ。
本に書かれているとおり、冷たいバターを溶ける前にほおばります。

油じゃない!ミルクの味がしますー。

おいしーよー。


最後に

ぜひ、会社でジェンダーの問題を扱わないといけない方にも読んで欲しいです。

食べ物につられて読んでも、
女性の生き方や社会の構造を自然と考えさせてくれる作品です。

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