カルダモンロール買ってみました&作ってみました。

暮らしのこと

パン屋さんで見つけて初めて食べました。

先日、りぼん70周年の記事で「カラーバス効果」について書いたばかりなのですが、

その記事→そんなにTVも見ない引きこもりなのに、マーケティングの優等生(どんぴしゃ)

まさにその翌日にそれを体感することになりました。

お店に入った瞬間に「カルダモンロール」という文字が目に飛び込んできたのです。

シナモンロールのカルダモン版。

カルダモンロールは、北欧・スウェーデンの定番の甘いパン。
見た目はシナモンロールにそっくりですが、使われているスパイスが“カルダモン”なんです。
カルダモンの爽やかな香りがバターや砂糖の甘さを引き締めてくれて、コーヒーにもぴったり。

文字通りのパンですが、最近スパイスカレーを作ってカルダモンをたっぷり使ったばかりの私には、もう避けられませんでした。
スパイスカレー作りました

これがまさにカラーバス効果

食べた感想

食べる前は名前が曖昧で、「カルダモン……何だったっけ?」という程度だったのですが、

ひと口食べた瞬間に「これはシナモンロールに似てる。もしかしてカルダモンロール?」と思い、調べてみたらやはりそうでした。

何度も言っていますが、カルダモンは“スパイスの女王”。
しょうがと柑橘系を混ぜたようなスパイシーな香りで、強く主張しすぎずにふっと戻っていく。その余韻がたまらなくて、また食べたくなります。

ここのパン屋さんのカルダモンロールは、

外側が層になっていてさっくり、中はふんわり軽やか。
スパイスと生地が合わさった瞬間、知ってはいけないことを知ってしまったような、食べてはいけないものを食べてしまったような——そんな背徳感さえ覚えるほどおいしかったです。

……おいしくてどうしよう。
作るしかない!!

勢いで作ってみました。

というわけで、ただいま手ごねで挑戦中です。


パン生地の触感と香りを楽しみながら、雰囲気重視で気楽に作っています。


うまくいかなくても、それも記録として残したい。


それにしても形がひどい…。初めて作りました。

失敗も含めて“スパイスのある日常”です。

焼き上がり

焼き上がるにつれて、部屋いっぱいにカルダモンの香りが広がりました。
シナモンよりも爽やかで、スパイスカレーを作った日の記憶までよみがえってくるよう。(大げさ)
形はいびつになりましたが、それも手ごねの味。

一口食べると、パンのあたたかさと一緒に、心までほぐれていく感じがしました。
思っていたより軽くて、失敗どころか大成功(たぶん)。

失敗したら焼く前にグラニュー糖を気持ち多めにかけて牛乳と一緒に食べれば大丈夫‼

カラーバス効果って、みつけるための目をくれるだけじゃなくて、
“つくってみたい”っていう行動の背中も押してくれるのかもしれません。

香りに包まれながら、またひとつ階段を登った気がします。
次はどんな「カラーバス」がやってくるのか、ちょっと楽しみです。

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