Netflix「イクサガミ」見ました。(ネタバレなし)

エンタメ

こんにちは、りぼんです🎀です。

週末、梅酒をお供に Netflix 新作「イクサガミ」を観ました。
結末は知らないので、今日はネタバレなしで、思ったこと、気になるワードをつらつら書いていきます。

最初の印象が変わる時

「イクサガミ」は全6エピソードで、シーズン1では完結しません。

Netflixは自分の判断で「観る・観ない」を選べるからこそ、序盤で離脱してしまうことも多々ありますよね。

なので冒頭はピンとこない場合は監督と俳優さん(自分で出演作を決めている方)を信じて見続けることになります。

「イクサガミ」を見始めてまず驚いたのが、
画質が異様に暗いこと。そしてテンポがゆっくりなこと。

アクションもののはずなのに、
「えっ、このテンポで進むの…?」と少し身構えました。

今回の場合も監督と出演している俳優さんへの信頼で、そのまま視聴を続行。
すると——

あるアクションシーンを境に、
作品の印象がガラッと変わる瞬間が訪れます。


主人公の心情や状態と連動しているようで、
その緩急が大胆でかっこいいなと思いました。

物語のざっくりした背景(ネタバレなし)

● 10万円という“超”大金をめぐるデスゲーム

物語のきっかけは 賞金10万円
当時の価値に換算すると、なんと 数十億円というとんでもない額。
その大金を手にするため、参加者たちは殺し合いながら東京を目指すことになります。

● 明治維新後の混乱期

時代は 廃刀令から2年後の明治初期
武士は士族となり、社会の変化にうまく順応できない人たちがたくさんいた時代。
そこに追い打ちをかけるように、 「コロリ」という疫病 が流行しており、
薬を買うことすら困難な、切羽詰まった生活が描かれています。

● 聞き慣れない「蠱毒」という言葉

作品中で頻繁に出てくるのが 蠱毒(こどく)

古代中国の呪術の一種で、毒を持つ生物を壺に閉じ込め、
“最後に生き残った一匹” が最強の毒を宿すというもの。

作中では、

「壺の中に100の虫を入れ、殺し合わせ、勝ち残った一匹が神となり、すべてを屠る力を得る」

と説明されています。

藤井道人監督について少し

監督は 藤井道人さん
代表作には「新聞記者」「正体」「ヤクザと家族」などがあり、
私が観た中では 『ヴィレッジ』 が特に強く印象に残っています。

暗くて淡々としているのに、どうにも出来ないはがゆさと表現できない気持ちが「能」に込められていてこころを揺さぶられておもしろかったし、衝撃を受けて強く印象に残ってました。

「イクサガミ」でもアクションシーンにカッコよさだけでなくもどかしさも感じ取れる時があります。

“静と動の転換”がいいですね。

「廃刀令」の重さを作品を通して感じた

最近見ている朝どらの「ばけばけ」でも登場する
明治の大きな出来事 「廃刀令」

学生時代は“覚えるべき単語”としてしか見ていなかったけれど、
こうして物語から当時の空気に触れると、
たくさんの人の思惑、焦り、悲しみが混ざり合う
“地続きの現実” だったんだと痛感します。

でも、武士にとっては受け入れられないことでも、
いきなり切られるリスクがある世の中が続いてなくて良かったと思います。
これも戦いの結果ですよね。

歴史は決して完成した別世界ではなく、
私たちの基盤として続いているもの。

頭が下がるような気持ちになりました。

おわりに — シーズン2を静かに待ちたい

原作は小説ですが、ぜひ映像で続きを見たい作品です。
シーズン2が制作されることを、静かに待ちたいと思います。

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